「ペット可」賃貸マンションで保護猫と暮らす

元インテリアコーディネーターの ゆめこ が、ペット飼育可能な賃貸マンションを探すときのチェックポイントと、賃貸住宅での猫との暮らしに役立つ情報を紹介します。

インテリアコーディネート

LEDと蛍光管と白熱電球の使い分け方。いずれもメリットがある!

投稿日:2018年12月2日 更新日:

猫といっしょに幸せに暮らせる夢のへやを探し求める管理人のゆめこです。

前回は、照明の基本とかしこく使い分ける方法についての記事を書きましたが、今回は、照明器具のランプの選び方をくわしくご紹介します。

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LEDランプの上手な活用法

最近では、白熱電球どころか蛍光ランプもほとんど置いていない家電量販店が増えていますが、だいぶ値段が安くなったとはいえ、LEDランプはやはり高価です。

点灯時間が長い照明や、ランプ交換が大変な照明器具以外は、従来のランプを使うほうが考え方によってはコスパが良いかもしれません。

 

というのは、「自然な明るさ」や「やわらかい灯り」という点では、LEDランプは従来のランプには及ばないからです。そして、点灯時間がそれほど長くないようなら、ランプを交換しても月々の電気代はあまり変わりません。

 

LEDランプに交換した方がいいポイントは次のふたつです。

  • 点灯時間が長い照明器具
  • ランプ交換が大変な照明器具(脚立がないと交換できないなど)

 

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LEDと蛍光管と白熱電球それぞれの寿命は?

参考までに、それぞれのランプの寿命の目安を列記します。

  • 白熱電球:1,000~3,000時間
  • 蛍光ランプ:6,000~12,000時間
  • 長寿命蛍光ランプ:20,000~24,000時間
  • LEDランプ:40,000~50,000時間

時間で言われてもピンと来ないでしょうが、1日10時間点灯し続けても、10年間はランプ交換の必要がないのがLEDランプです。10年もたてば照明器具も買い替え時なので、要するに一度もランプ交換の必要がないということ。

 

逆にいうと、古い照明器具の蛍光ランプが切れたからといってLEDランプを取り付けるのは、ちょっともったいないかもしれません。

数年後には照明器具の調子が悪くなって買い替えるかもしれないし、数年なら蛍光ランプでも持ちます。

 

また、LEDランプは他のランプに比べると寿命に幅がありませんが、これはLEDランプが繰り返しの点灯に強いからです。

白熱電球と蛍光ランプは、トイレのように頻繁にオンオフを繰り返す場所で使用すると、寿命が極端に短くなります。

 

かといって、トイレは照明を点灯している時間自体は短いので、仮に1日1時間点灯しているとしても、白熱電球でも1年以上持ちます。

 

わが家のランプの使い分け方

(※これはイメージ画像ですが、部屋の広さと配灯の仕方はとても参考になります)

 

わが家は居室の全体照明(シーリングライトまたはペンダント)を点灯している時間はあまり長くないので、ここには蛍光ランプを使っています。

けれど、夜間照明として使用しているダイニングのペンダント照明は点灯している時間が長いので、こっちにはLEDランプを取り付けています。

 

ほかにも、点灯時間が長い場所はLEDを使っています。キッチンの天井灯、洗面所、玄関、常夜灯、かな?

 

そして、作業用の手元灯やデスクスタンドには蛍光ランプを使っています。

というのは、LEDランプは蛍光ランプに比べて明るさが劣るので、明るさが必要な場所で使うときは注意が必要です。これまでと同等の明るさかどうか、「光束」や「広角」をよくチェックしなければいけません。

 

「ランプをLEDに変えたら暗くなった!」というクレームがあまりに多かったため、LEDランプの明るさの表記方法が変わったほどです。ランプの値段が高いだけに、不満も高まりますよね。

だから、デスクスタンドのランプはもうしばらくは蛍光管を使うつもりです。

 

猫対策も忘れずに!

(猫は遊びに夢中になると真鍮製の重いスタンドも棚から蹴落とす!)

 

もうひとつ忘れてはいけないのが「猫対策」。

スタンド照明は猫が倒すリスクがきわめて高いです。1匹ならそうでもないかもしれませんが、2匹以上の猫がいると、夢中で追いかけっこをしているときや、家具の上を飛び回っているときにバタバタと倒してくれます。

このサイトは猫オーナーさん向けに書いていますが、多分、犬でも同じことが言えるのでは?

 

わが家では間接照明にいくつかのスタンド照明を使っていますが、どれももれなく頻繁に猫に倒されています。

たびたび倒れるスタンド照明は壊れる確率がぐんと高くなるし、倒れた拍子にランプが割れないとも限らないので、値段が高いLEDランプは怖くて使えません。

(もはや倒れているのが当たり前の布団横のスタンド)

 

そしてもうひとつ、LEDランプは白熱電球に比べてかなり重量が重いので、スタンド照明の場合、ランプをLEDに変えると重心の位置が高くなり、そのせいでスタンドが倒れやすくなります

 

白熱電球の意外なメリット

そんなに頻繁に猫に倒されるのに、なぜ懲りずにスタンド照明を使っているかというと、猫が喜ぶから。スタンド照明は猫用のヒーターに最適で、うちの猫たちはスタンド照明をつけるとわらわらとそばに集まってきます。

LEDはランプがあまり熱くならないのがウリですが、スタンドのランプをLEDに変えたら、猫が見るからにがっかりしていました。それもあって、白熱電球に戻したんです。

電球の消費電力はせいぜい40W、ランプ代とあわせても、コタツやホットカーペットよりはるかに安上がりです。

 

猫のヒーター代わりにするためだけにスタンド照明を買うのはあまりおすすめしませんが、白熱電球にはこんなメリットもありますよ!

★こちらもチェック!★
「財布にも身体にもやさしい照明コーディネート術!」

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