ペット飼育可能な賃貸マンションの落とし穴を見抜け!

元インテリアコーディネーターで福祉住環境コーディネーターの資格も持つ管理人が、ペット飼育可の賃貸マンションを探すときの大事なチェックポイントと、入居後の騒音対策を紹介します。

トイレ

広さは重要じゃない?マンションの下見で欠かせないトイレの7つのチェックポイント

投稿日:2018年10月14日 更新日:

猫といっしょに幸せに暮らせる夢のへやを探し求める管理人のゆめこです。

日本のマンションでは、賃貸か分譲かにかかわらず、トイレの広さを十分に取っているケースは極めてまれです。

車椅子が必要な障がい者向けのマンションでもない限り、広くても0.5坪が一般的。都会に限らず田舎の新築のマンションでも、トイレの広さが0.38坪しかないケースをよく見かけます。

 

それに対して、注文住宅では居室を圧迫してでも水回りを広くとる家庭も多く、0.75坪のトイレも珍しくはありません。なんだか滑稽ですね。

とはいえ、トイレの広さがたとえ0.38坪(畳1枚の4分の3の広さ)しかなくても、きちんと使いやすさを考えて設計されていれば、それほど不自由なく使えます。


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トイレの「広さ」は見極めが難しい

トイレの大事なチェックポイントといえば、広さ、窓の有無、ウォシュレットですが、そのなかでいちばん見極めが難しいのが「広さ」です。

窓とウォシュレットの有無は見れば分かるけれど、トイレのように狭い空間では「たった5cmの差」が使いやすさに大きく影響します。そして、この「たった5cmの差」は視覚効果でいくらでもごまかせます。

 

また、トイレのドアに対する便器の配置や、トイレに面した廊下の広さでも、トイレの使いやすさは変わります。

たとえトイレが狭くても廊下が十分に広ければ、ドアを開け閉めするときにトイレの狭さがあまり気にならないし、廊下を歩いている人の気配も多少は遠くに感じます。

そして、ドアから便器が遠いほど、落ち着いてトイレができます。

 

逆に言うと、トイレが狭いうえにトイレに面した廊下の幅も狭く、便器がドアのすぐ近くにあると、かなり落ち着きません。

残念なことに、うちのマンションのトイレはこの3つの条件を満たしています。

(トイレのドアを開けるとすぐそこに便器が…)

★あわせて読みたい記事★
「分譲マンションで狭いトイレに手洗い器があるときは要注意!」

 

トイレの窓はない方がいいという声も?

「トイレの窓の有無」には好みがあります。たとえば、人によってはトイレの窓を嫌う方もいます。トイレに入っていることが隣人に分かるから落ち着かないし、居留守も使いにくい。実は私もこのタイプ。

 

トイレには必ず換気扇がついているから、窓は必要ないと思っている人もいます。でも、ちょっと気を付けないといけないのが、家の中央にトイレがある間取りの集合住宅では、換気ダクトが隣室とつながっていることがあるんです。

するとどうなるかというと、隣人があなたと同じタイミングでトイレに入っていると、換気扇(天井)から隣人のくしゃみやトイレの音が聞こえて来ます。

 

某!大手ハウスメーカーさんの鉄骨アパートに住んでいたとき、実際にこれを経験してびっくりしました。設備はきれいで、古いマンションより家賃が高かったのに、入居者の信頼を裏切るようなセコイ真似をするなんて!

 

トイレの換気ダクトが独立しているかどうかは、換気ガラリの位置と数をチェックすればだいたい分かりますが、窓があるトイレの換気扇はほぼ間違いなく独立していて、トイレの壁から抜かれているので、そういう意味でも安心です。

いろんな製品がありますが、このタイプが一般的かな。

 

廊下の幅とトイレの広さ、重要なのはどっち?

狭小マンションにありがちな、ドアが3つ以上集中している間取りの場合、あるていど廊下が広くないとドアの開け閉めが危険なケースもあります。

廊下の様子をうかがいながらそーっとトイレから出ないといけないなんて、ストレスですよね。

(※「6.避けたい間取りの例」を参照)

 

あるいは、廊下が広くてもトイレの真正面に部屋のドアがあったり、リビングの一角にトイレがあると、ドアを開けたときに部屋からこちらが丸見えで、やはり落ち着きません。

 

逆に、たとえ廊下が狭くても、ドアが密集していなくて、ドアを開けたときに他人が視界に入らないようなら、ストレスなくドアを開けられます。

つまり、この場合にもっとも重要なのは、トイレや廊下の広さではなく間取りです。

 

トイレ内の便器の配置は超!重要

トイレの広さに関係なく、便器はトイレの奥行きに対して一番奥に設置されているのが一般的です。ただし、ドアから見て一番奥でも、廊下や居室からみたら間仕切り壁のすぐ横に便器がある間取りもよく見かけます。

(※「6.避けたい間取りの例」を参照)

 

防音のために壁の中に断熱材でも入っていればこの間取りで構いませんが、残念ながらそんな手間をかけているのは高級マンションぐらいで、トイレでオシッコをする音が隣室にダダもれのマンションは多いです。

 

けれど、なにも壁の中に防音材を入れなくても、間取りを工夫すればトイレの音漏れはそれほど気になりません。つまり、この場合も重要なのは間取りなんです。

 

トイレの7つのチェックポイント

トイレのチェックポイントを改めて整理すると、

  • 広さ(理想は0.5坪)
  • 窓の有無(換気と採光のためにはある方がいい)
  • 間取り(居室に隣接していないか)
  • 便器の配置(ドアからできるだけ遠い)
  • 廊下の広さ(ドアの開け閉めに不便がないか)
  • ウォシュレットや手すりの有無
  • ペーパーホルダーとタオル掛けの有無

 

タオル掛けは当然ついていると思いきや、無くてびっくりしたことがあるので、忘れずに確認しましょう。

ウォシュレットはあるとうれしいですが、入居後に後付けもできるので、あまり重視しない方がいいです。むしろ間取りの方が大事。

 

避けたい間取りの例

理想的な間取りの例は別の記事で改めて紹介しますが、これは最悪だったという間取りをひとつだけ紹介します。某!大手ハウスメーカーさんの鉄骨アパートです。

  • 3つのドアが集中していて2つのドアを同時に開けられない!
  • トイレはふたつの居室の間に位置していて、オシッコの音が居室にダダもれ!
  • トイレの天井(換気扇)から隣人のくしゃみが聞こえる(まるですぐ横にいるくらい大きな声!)

 

間取りはお隣りと鏡面配置、リビングもキッチンも寝室も「お隣り」と壁一枚で接しているのに防音施工をしていないらしく、足音やテレビの音がうるさくて。それどころか、トイレの中にいてもお隣の声がするから、どこにいても落ち着かない。

 

最初はなんとか我慢して暮らしていましたが、耐えられずに半年で逃げ出しました。私と同じ失敗をしないためにも、この記事を参考に賃貸マンションのトイレは厳しくチェックしましょう。

 

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管理人の ゆめこ です。
ペット飼育可能な賃貸住宅に入居したものの、生活騒音に悩まされ、泣く泣く引っ越しました。
「今度は静かな部屋を見つけた!」と思ったのもつかの間、またもや生活騒音に悩まされる羽目に。その後は気を取り直して、ローコストでできる騒音対策を考案中です。

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