ペット飼育可能な賃貸マンションの落とし穴を見抜け!

元インテリアコーディネーターで福祉住環境コーディネーターの資格も持つ管理人が、ペット飼育可の賃貸マンションを探すときの大事なチェックポイントと、入居後の騒音対策を紹介します。

トイレ

マンション驚きの水回り設計!トイレのペーパーホルダーに手が届かない!?

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猫といっしょに幸せに暮らせる夢のへやを探し求める管理人のゆめこです。

先日、夜間に突然ブレーカーが落ちたときは本当に焦りましたが、それは入居してから数年も経った日の出来事です。それに対して、入居後すぐに「なにこれ!?」と困ることがトイレにあるのに気が付きました。

 

トイレットペーパーホルダーの位置が遠すぎて、手が届かないんです。無理に手を伸ばしていたら腰を痛めそうになって、ホルダーを使うのをやめました。

★こちらもチェック!★
「マンションあるある驚きの水回り設計!トイレの中に分電盤(ブレーカー)!?」


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便器に対するペーパーホルダーの適切な位置はどこ?

トイレの専門家、TOTOさんのサイトで調べてみると、下表がありました。

(引用元:TOTO https://qa.toto.jp/faq_detail.htm?id=170363

 

ペーパーホルダーの中心が便器の先端より前方に約10cm、床からホルダー天板までの高さは約70cm。確かに、ほとんどのトイレではだいたいこのくらいの位置についていますよね。

では、うちのマンションのトイレはどんな様子かというと、これです。明らかにペーパーホルダーの位置が後ろ過ぎる。

実際に寸法を測ってみたところ、床からホルダー天板までの高さは約70cmでしたが、便器の先端からは後方に26cmも下がっていました。つまり、適切な位置から36cmもズレていることになります。

便器に座ったときの感覚で言うと、背中より後ろの位置、それじゃあ手が届かないはず!

 

インテリア設計は分業制

なぜこんか事態が起きているのか、私はもと業界人なので予想はつきます。建築の世界は基本的に分業制だからです。

 

高額な設計料を払わないといけない設計事務所に設計を依頼した場合は、設計士がトイレなどの住宅設備をえらび、設計通りに施工されているか細かくチェックもします。

けれど、一般的な一戸建て住宅や集合住宅では、設計士は間取りを考えるだけで、トイレやキッチンといった住宅設備の選定はインテリアコーディネーターが行います。

 

そして、社内にインテリアコーディネーターがいて、設計士と連携してインテリア設計を行うハウスメーカーはむしろ少なく、多くの工務店はインテリアコーディネートを外注しています。

フリーのコーディネーターに依頼する場合もあれば、住設メーカーに丸投げするケースもあり、残念ながら後者の方が圧倒的に多いです。

 

この場合、設備をえらぶ担当者は設計士と一度もうちあわせをすることなく、へたしたら部屋の広さや天井の高さをきちんと確認せず、まして壁の厚みや天井ふところがあるのかどうかも知らないまま、予算と希望に合う設備をピックアップしていくだけ

担当者はインテリアコーディネーターの資格を持っていない可能性も高いです。

 

責任はどこ(だれ)にある?

それでも、提案された設備の内容を設計士がちゃんとチェックしていれば、これは無理があると気が付くはずなんです。

あるいは、設計士がうっかり見落としたとしても、工事をおこなった設備業者か現場監督のどちらかが、絶対に気付くはずなんです。特に業者さんは毎日たくさんのトイレを設置しているから、必要な数値や場所が頭に入っています。

工事中に現場を見に来た営業マンが気付くこともあります。

 

設備を選んだコーディネーター、間取りを考えた設計士、工事を管理していた現場監督、据え付け作業を行った設備業者、そして担当営業マン、この中の誰ひとりとしてトイレのペーパーホルダーの位置に無理があることに気付かないなんて!!!!!

 

あり得ません、きっと、どの時点かで誰かが気付いたはず。

 

けれど、いまさら変更はできないとか、大した問題じゃないとか、確認申請は通るから問題ないとか、そんな話し合いがなされたのでしょう。

その結果、不便な暮らしを強いられるのは入居者です。

 

そもそも設計に無理がある!

なぜこんな事になったのか、それは写真をみれば分かるように、狭いトイレに欲張っていろんなものを詰め込み過ぎたから。

 

このトイレでの適切なペーパーホルダーの位置は、手洗い用の給水管がある位置です。手洗い器を付けるスペースの余裕なんて、最初から無かったんです。

便器も大きすぎる、省スペース用の便器だってあるのに、ご丁寧にタンクの大きな広いスペース向けのトイレを設置しています。

 

設計に無理があることは設計士も分かっていたはずだし、そういうときは設備の選定は設計士が行わないとトラブルが起きるという、いい例ですね。

来客時のためにペーパーホルダーにも一応ペーパーをセットしていますが、普段はカウンターの上にトイレットペーパーを置いて、手で紙をちぎって使っています。

 

「なんて不便なの!!」

 

マンションの下見をするときは、トイレットペーパーホルダーの位置まで疑ってかからないといけないなんて、このマンションにはいろいろ勉強させられました。

 

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管理人の ゆめこ です。
ペット飼育可能な賃貸住宅に入居したものの、生活騒音に悩まされ、泣く泣く引っ越しました。
「今度は静かな部屋を見つけた!」と思ったのもつかの間、またもや生活騒音に悩まされる羽目に。その後は気を取り直して、ローコストでできる騒音対策を考案中です。

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