猫カフェの営業スタイルは、お店によって異なります。
「必ずこうだ!」という決まりはありませんが、よくある3つのパターンの猫カフェのそれぞれの特徴を、わかりやすく紹介します。
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猫とふれ合える喫茶店
猫とふれ合える「猫カフェ」は、プレイルームで猫とおもいっきり遊ぶことができます。
事情があって自宅で猫を飼えない猫好きさんが、自宅で飼い猫と遊ぶような感覚を楽しむことができます。
例えば、猫じゃらしやネズミのおもちゃを使って猫とたわむれたり、ソファーで猫をひざに抱っこして、まったりと時間を過ごしたり…。そんな時間を過ごせるなんて、あなたが猫好きさんなら、想像するだけでワクワクしますよね?
「喫茶店」なのでドリンクや軽食のオーダーもできますが、メニューはあまり多くありません。
飲食コーナーとふれ合いコーナーはガラスなどで仕切られていて、猫と直接ふれ合いたいときは、飲食代とは別に「ふれあい料」が必要ですが、喫茶ルームでお茶をしながらガラスの向こうの猫をながめるだけなら「ふれあい料」は必要ありません。
見るだけでいいという人はあまりいないかもしれませんが、ふれあい料はけっこう高いので、その日の都合に合わせてカフェでの過ごし方を選べるのはうれしいですね。
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店内に猫が放し飼いにされているカフェ
カフェの店内に何匹かの猫がいて、ウロウロと自由に歩き回っています。
といっても、猫は低いところより高いところの方が好きなので、店内は猫が楽しく過ごせるように壁にステップがあったり、高い位置に「猫の通路」があります。
ですから、猫が店内をウロウロしているというよりは、店内の高いところをウロウロしているといった様子です。
多くのお店は、衛生管理上の理由から飲食コーナーに猫が入って来れない設計になっていますが、猫に人間の食事を与えるのは厳禁だけど、猫の体をなでるのはOKというお店もあります。
でも実際のところ、食事をしながら猫と遊ぶのは無理があるし、猫にさわれるお店はこまめに両手をアルコール消毒しないといけないので、ちょっと気を使います。
猫とふれ合えると言うよりは、間近に猫を見ながら食事ができると考えれば、これはこれでうれしいカフェです。
保護猫の里親を見つける活動の場
ほぼ100%の猫カフェが、保護猫の里親を探すためにお店を運営しています。
里親探しとカフェの営業利益、どちらをより重視しているかはお店によって分かれますが、里親探しが最大の目的の猫カフェは、飲食メインのお店とは少し様子が違います。
営利目的じゃないので、まずメニューが少ないです。コーヒーとソフトドリンクぐらいはあるかもしれませんが、基本的に飲食を目的に出かける場所ではありません。
仮に食事があったとしても、味はあまり期待しないほうがいいでしょう。
里親探しを目的にしている猫カフェに行くときは、保護猫の譲渡会に参加するような気持ちで出かけるのが賢明です。でも、譲渡会にはない大きなメリットもあります。
公園などで開催されている譲渡会に参加すると、抱っこぐらいはできますが、猫と遊ぶことはできません。また、猫と実際にふれ合った経験がなく、遊び方が分からない人は、お店の方に相談すると上手な遊び方を教えてもらえます。
最初は引き取るつもりじゃなかったけれど、何度か通っているうちに情がわいて猫カフェで里親を引き受ける人も、けっこう多いんですよ。実を言うと、わたしも随分と悩みました。
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