「ペット可」賃貸マンションで保護猫と暮らす

元インテリアコーディネーターの ゆめこ が、ペット飼育可能な賃貸マンションを探すときのチェックポイントと、賃貸住宅での猫との暮らしに役立つ情報を紹介します。

保護猫のトライアル

ネットで保護猫の里親募集に申し込んだらこんなひどいメールが来た!

投稿日:2017年5月30日 更新日:

保護猫の里親になろうと決めたとき、最初はネットで里親を募集しているサイトを探して、問い合わせをしました。その結果、びっくりすることを言われて深く傷付きました。

どんな質問をされ、どんなことを言われ、最終的にどうなったか、具体的なやりとりの内容を公開します!

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事前アンケートはまるで就職の採用試験

ネットで保護猫の里親を募集しているサイトには、たいていアンケートフォームが設置されています。私が応募したサイトにも、もちろんアンケートフォームがありました。

 

簡単に送信できないように必須の記入項目がたくさんあり、全部埋めるのに数時間もかかりました。その中でも、どう書くかすごく悩んだのが次の3つの内容です。

 

  • 猫の飼育経験を具体的に
  • 以前飼っていた猫が何歳で死んで、なぜ死んだのか、原因は?
  • 希望している猫に応募した理由は?

 

これを全力で書こうとしたら、何時間もかかりそうです。いちばん答えに悩んだ質問が「希望している猫に応募した理由は?」質問の意図がわかりません。

 

「直感?、かわいかったから、家族全員が気に入ったから…」ほかに書きようがないので、悩んだあげく、素直にそう書きました。

 

書いているときは真剣に考えて書きましたが、いま改めて見るとまるで就職の採用試験みたいです。

  飼育経験 ⇒ 勤続年数

  死因 ⇒ 退社の理由


  希望の猫 ⇒ 応募の動機

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まったく似ていない別の猫を提案された!

何時間もかけてアンケートフォームを記入したのに、応募した猫はすでにトライアルに入っているという短い返事が来ただけでした。

 

先方さんにも事情があるでしょうが、随分と時間をかけて書いたから、さすがに拍子抜けしました。でも、そこまでなら私も驚きません。

驚いたのはその翌日のこと。まったく模様がちがう別の猫を提案するメールが送られて来たんです。

 

「ご希望の猫ちゃんとは兄弟ねこだから眼が似ているし、この子たちもとっても可愛いですよ!」

 

「眼」ですか……

 

どう答えたものか、家族でしばらく悩みました。いくら兄弟といっても、見た目は完全に別の猫です。そんなことは先方さんも承知のうえでしょう。

 

「あの七面倒くさいアンケートフォームは、いったい何のために書かされたんだろう?」

私たち家族の中で、沸々と疑念がふくらみ始めました。

 

「希望の猫」を聞いたのは、「応募の動機」を知るためじゃなく、別の猫を提案するためだったんです。就職にたとえるなら、希望にそえないときは希望に近い別の部署に配属してあげますよってところでしょうか。

 

押し付けておきながら断ってきた!

断るべきか、黙って提案された猫を引き取るか、数日悩みました。だって、猫に罪はないし、こんなふうに押し付けてくるってことは、よっぽどもらい手がないのかしら?と心配にもなったんです。

 

ふたたび家族会議。

 

この保護主さんはちょっと非常識な人だけれど、私たちがこの先長く一緒に暮らすのはあくまでも「猫」。もしかしたら、これもまた「出会い」なのかもしれないと考えて、提案された猫の里親を引き受けることにしました。

 

即決したわけではありません。最初の問い合わせから1週間以上は費やしていました。その間、ほぼ毎日、保護主さんとメールでやりとりをしていました。

ちょっと一方的な人だけれど、悪い人じゃないし、好感も持っていました。人として信頼できると思ったからこそ、提案された猫の里親を引き受けようと思ったんです。

 

ところが、結果的には私のほうが里親の申し出を断られたんです!

 

里親を断られた理由は「心療内科の持病」

断られた理由はパニック障害の持病です。パニック障害という病気、あまりよく理解されていませんが、遠方への外出が困難です。

 

アンケート後のメールのやりとりで保護主さんの自宅を聞いてみたら、私の自宅から車で1時間以上の距離でした。しかも都会の住宅密集地で、行ったことがないエリアです。

単純に遠いだけならまだしも、知らないエリアで住宅密集地となると、ますます発作が起きないかと不安が募りました。

 

それで、持病のことを伝えて「猫との面会には主人がひとりで出向いてもいいですか?」と聞いてみたんです。すると、それまでフレンドリーだった保護主さんの態度が一変しました。

 

「家族全員が一緒に面会に来れないなら、トライアルには応じられません。それに、そんな持病があって猫のお世話がちゃんとできるんですか?今回のお話はなかったことにしましょう」

 

こんな畳み掛けるような文面のメールが来て、譲渡を断られたんです。

 

メールだけのやりとりで信頼関係は築けない

これまでのメールのやり取りで信頼関係は築かれていると思ったからこそ、勇気を出して持病のことを伝え、試しに聞いてみたのに、まさかそんな態度に出られるとは考えもしませんでした。

 

大変だろうけれど、できれば一緒に面会に来てほしいと言われたら、頑張って出かけるつもりだったけれど、送られてきたメールを見たらそんな気力は失せました。

 

それに、メールの文面には「これで終わりにしたい」という感情がにじみ出ていました。

 

会ったこともなければよく知りもしない人に、なんでそこまで言われないといけないのかな?っていうような、本当に悲しくなる内容でした。しかも、元はと言えば向こうが押し付けてきた提案です。

 

保護猫の里親はゆとりのある家庭しか引き受けられない?

でも、冷静になってよく考えると、かなり無理のある理由です。だって、あるていど生活にゆとりのある家庭じゃないと、家族全員で出向くってけっこう難しいですよね。

 

出張が多い旦那さんや夜勤がある奥さんもいれば、夫婦で休日が合わない家庭もあります。家族に外出が困難な障害者や高齢者がいることだってあります。

こういう家庭では、保護猫の里親を引き受けることはできないのでしょうか?

 

ちなみに、我が家も家族の時間が合う日は月に1日ぐらいしかありません。だからこそ「最初は一人で出向いてはダメですか?」と聞いてみたんです。

 

保護主さんも怖いのかもしれないけれど…

百歩ゆずって、「もしかしたら怪しい人かも…」と疑われたのかもしれません。でも、たとえそうだとしても、もう少し相手を傷つけない言い方があると思うんです。

 

保護主さんも怖いのかもしれません。いたずらや嫌がらせも多いのでしょう。けれど、それなら里親をさがす保護活動なんてやらなければいいんです。

やっている以上、希望者を傷つける言動は絶対にしてはいけません。

 

里親に応募するとこんなにひどい目に合うのなら、保護猫を引き取るのはやめて近所のペットショップで猫を買おうと、その当時は真剣に思いました。

 

ペットショップの存在を批判して、猫を保護して里親を探している人たちが、無意識のうちに人々の足をペットショップへ向かわせているなんて、皮肉ですよね。

 

ネットの情報はうまく利用するもの

保護猫の里親に応募したら、私と同じように保護主さんにひどいことを言われたという話が、ネット上にはあふれています。だから、これは決して珍しい話ではありません。

ちなみに、この保護主さんのサイトは、ある自治体の動物管理センターの公式サイトで紹介されていました。だからこそ、私も安心して問い合わせをしたんです。

 

でも、それだけで信頼するなんてバカでした。

ネット上で本当に信頼できるサイトや人を探すのは、とても難しいことです。ネットはあくまでも利用するもの、信頼関係を築けるかどうかは、また別の問題です。

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-保護猫のトライアル

執筆者:


  1. かずこ より:

     同感です。猫を迎えるために中古の戸建ての家まで買ったのに、断られました。
     譲渡費用も、医療費はもちろん負担しますといったら、トライアルの時にコピーの領収書を持ってこられ、4頭で20万円請求されました。譲渡費用に疑問を言ったら、猫に対する費用をケチる人には譲渡できない、と言われ、最終的に猫の部屋に畳や襖は適さないなどと難癖をつけてトライアル十日目に全ての猫を事前告知なしで全頭連れて帰られました。
     その後、地元の他の保護猫団体にも、うちへの譲渡をしないように根回しされたので、片道三時間かけて他の地域の方に譲っていただきました。
     良心的な保護団体がいる一方、悪質な団体もあります。あれから早一年、今思い出してもはらわたが煮え繰り返るほど腹が立ちますが、あの悪質な保護団体と猫を通じて一生付き合うことを考えたら、縁が切れて良かったと思います。

    • ゆめこ より:

      保護猫の里親制度に関しては、非常識な里親ばかりがクローズアップされています。でも、非常識な保護主も数多くいることを知って欲しくて、この記事を書きました。これは5年以上前の出来事ですが、いまだにそういうことがあるんだなあと、コメントを読んでいて悲しくなりました。

      でも他の地域でいい出会いがあって、本当に良かったですね。猫との幸せな日々を積み重ねるうちに、怒りの記憶は少しずつ薄れていきましたが、こういうケースもあるということを、もっと広く発信したいと思っています。

  2. たすけて より:

    今現在、とても同感で、保護猫を受け入れる約束までして迷っております。
    いつの間にか、保護猫預りサイトの方からの押しつけに従っている様な気がして仕方ないです。ゲージやトイレ始めグッズの指定。
    仕方ないのでしょうか。写真提供の要求、疲れてしまいました。

    • ゆめこ より:

      保護猫を受け入れる約束をしたということですが、すでにトライアルに入っているのでしょうか?でも「迷っている」ということは、まだ断れる状態にあるんですよね?

      「疲れてしまいました」という最後の言葉がとても気がかりです。「もうイヤだ!」という気持ちでいっぱいなのではないですか?

      猫のお世話自体は苦じゃなくても、保護主さんに対して「いやだな」という気持ちがあると、今後もしばらくはストレスが続きます。まだトライアル前なら、トライアルに入るまで少し時間を置いて考えたいと伝えてみてはいかかでしょう。

      里親を一旦引き受ければ、その猫と10年以上、一緒に暮らすことになります。引き取る前に1~2週間くらい悩むのはごく自然なことです。すでにトライアルに入っているとしても、「自分には難しいです」と素直に伝えて断るのは、むしろ誠実な対応だと私は思います。

      ただ、大抵の場合、保護主さんの過剰な要求はいずれ収まるのも事実です。「この人は大丈夫そう」と感じたら、次の里親さんへの「教育」に夢中になりますから。

      要は、あなたがそれまで我慢できるかどうか。我慢できないならしなくてもいいんですよ。律義に要求を全部聞く義務もありません。納得がいかない部分とその理由を伝え、相手の反応を見てはどうでしょう。

      ちなみに、写真提供の要求は、引き取った猫を捨てていないか確認するためだそうです。私はそれを聞いたとき、「なるほど」と思う反面、失礼だなと感じました。頭から疑われているみたいで。

      でもこれが現実です。保護主さんは、里親希望者のためじゃなく、自分が保護した猫のため、さらには、自分自身が安心したいがために行動しています。だから、里親と意見が合わないこともしばしばある。
      そういうもんだと割り切って適当に距離を置かないと、保護主さんがどんなに良い人でも疲れ果てますよ。

      お返事が遅れてしまいましたが、少しでも気持ちを建て直す参考になればと思い、長々と書いてしまいました。

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