ネット上には保護猫の里親を募集しているサイトがたくさんあります。丁寧につくりこまれているサイトでは、まるでペットショップのようにかわいい猫の写真がたくさんアップされています。
譲渡会に出かける時間がなかなか取れなかったり、事情があって出かけるのが困難なら、サイトのアンケートフォームから里親を申し込むという方法もあります。
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保護猫サイトはペットショップなみの「品ぞろえ」
保護猫の情報を公開しているサイトでは、それぞれの猫の写真や記事がたくさん投稿されていて、その猫の性格や日々のさまざまな表情を見ることができます。
保護主さんは写真を撮ることに慣れている人が多く、どの猫もカメラ目線で、サイトによってはペットショップよりきれいな画像がアップされいます。
(※ネットで里親を募集しているサイトの譲渡猫情報。可愛らしい子猫ばかりで数もたくさんいます)
保護主さんが自宅でお世話している猫は、センターやボランティア団体のシェルターにいる猫と違って、毛並みも艶やかで、とても保護猫とは思えません。
「この子を飼いたいな!」
そう感じる猫ちゃんをみつけたら、サイト内にある「アンケートフォーム」から問い合わせをしてみましょう。ていねいに作り込まれているサイトなら、必ずアンケートフォームが設置されています。
このサイトにも「お問い合わせ」のタブを設置していますが、これと同じようなものです。
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「申し込み」はあくまで意思表示
そうはいっても、保護主さんの情報がまったく分からないと、問い合わせをするのも不安ですよね。でも、問い合わせをすることで、保護主さんの情報を確認することができます。
それに、問い合わせフォームに入力したら、必ず里親を引き受けないといけないわけではありません。
里親を引き受けるときは、こちらの希望もあればあちらの希望もあります。どちらかの条件が合わなくて譲渡に至らないのはよくあることです。
お互いの希望がうまくかみ合ったら「トライアル」に入りますが、トライアルがうまくいかなくて正式譲渡に至らないケースもあります。
フォームへの入力は、保護主さんへのアプローチと、里親を希望しているという意思表示にすぎません。あまり難しく考えず、気軽に問い合わせをしてみましょう。
アンケートの内容で保護主さんの性格がわかる
そのアンケートフォームですが、名前とメールアドレスを入力するだけの簡単な内容もあれば、こまかい個人情報を求められるサイトもあります。そして、このアンケートの内容で、保護主さんがどんな人か少しだけ分かります。
入力する内容が少なければ、わりと大ざっぱな人だし、すごくこまかい情報を求めるのは、神経質な人です。
一概には言えませんが、実際に会ってみると、だいたい当たっています。気になるサイトだけじゃなく、いくつかのサイトでアンケートフォームの内容を見くらべてみてください。
申込みはネットでもできますが、「猫への面会」には必ず出向かなければいけません。このとき、どんなやりとりが必要になるかは、保護主さんによって異なります。
アンケートフォームの質問欄で気になることやその後の流れを事前に確認しておくと、よりスムーズにやりとりが進みますよ。